2006年07月05日

4個の肝臓転移発見(ショック)



PC復旧が遅れた訳は、もう一つ。それどころではなかったのだ。

5月30日(火)のCT検査で、ついに肝臓転移が4個、みつかった。2cm大が1個、あとは1cmと1cm弱が2個。なんと、6月6日(火)の腫瘍マーカ結果は、CEAが30.3、CA19-9が166,100。
4月28日(5月分)の、CA19-9がたしか4,000台で、かなりショックを受けていたので、16万という値には愕然としてしまった。

11月16日に手術して、結局、7ヶ月しか持たなかったことになる。その間にも、徐々に腫瘍マーカ値は上昇していたので、GEM単独も、GEM+UFTも、あまり効果がなかったことになる。
6月9日(金)のA先生の診察で、転移のことを告げられ、直ちに処方変更。GEM点滴はこれまでどおり600mgを月3回(3投4休)、UFTからTS-1(80mg)を内服。ただし、UFTからTS-1に移行するときは1週間、間をとらなければならない(同じ5FU系なので)。TS-1は副作用がきつい・・・と言われていたが、幸い、私はほとんど苦痛はなかった。

いろいろ考え、6月14日から30日まで2週間、TS-1を内服し、7月1日からタルセバを個人輸入して、150mgを毎日1回内服している。
TS-1もすい臓がんには保険適用にはならないので2週間分で42,000円余りかかるが、タルセバは30錠で375,000円+α(FEDEX手続きが9,200円)。高価だ。

7月4日に腫瘍マーカ検査をしているので、あさって金曜の診察で結果が分かる。2週間のTS-1がどれくらい奏功していたか・・・だ。
タルセバは、内服して1週間から10日くらいで皮疹の副作用が出るそうだが、この副作用が出ないと、あまり奏功しないらしい。毎朝、鏡を見ながらニキビが出てないか見ているのだが、残念ながら皮疹の傾向は見当たらず。下痢の副作用は、しょっちゅう、お腹がゴロゴロしている感じで、TS-1のときには少し軟便から普通便に戻ってきたかな・・・と感じていたが、タルセバにしてから、またお腹の調子が下痢気味だ。こちらの副作用は奏功とは関係なし。

2週間分のTS-1は、自費になるので近くの関連病院で処方してもらった。こちらで腫瘍マーカも検査してくれるというので、再来週あたりにもう一度受けてくるつもりだ。

というわけで、当初はかなり落ち込んでしまったが、すい臓がんは落ち込んでぐずぐず言っていられるほど悠長な病ではない。早急な対応が重要とのこと、時間との勝負・・・、TS-1、タルセバと、あわただしく治療方針を決めていた。こうなると、患者が治療の主導権を握ることになる。こういうときに主治医が変なプライド意識で気を悪くしたりしない・・・というのは、ありがたい。A先生は、薬会社からタルセバの英語論文を取り寄せてくれたり協力的だ。次回CTは、少し早めに7月下旬か8月上旬に予約を入れてこよう。
posted by 萩 at 22:44| 大阪 ?J| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

ようやくPC復旧



5月23日から日記を休んでしまった。前回コメント欄が16件にも増えて、その間にもアクセスしてくださる見ず知らずの方々が今までどおりにいてくれたことが解析でわかり、本当に心苦しかった。
ご心配をおかけしました。

やれやれ、だ。
弱り目にたたり目とでもいうのだろうか。3月以降、体調がおもわしくないのに忙しくしていて、ついうっかりNTTコミュニケーションズ(プロバイダ)とNTT西日本の支払いを溜め込んでしまった。(どういうわけか、これだけ自動振込みの手続きをしそびれていた。)プロバイダからの督促状にあわてて請求書をみつけて支払いを済ませ、もうこれで安心と思って、NTT西日本のことを忘れていた。
それで本人には直接なんの知らせもなく、回線の断線だ。断線していることも気づかず、あれこれプロバイダ接続に時間を費やして、ようやくNTT契約が解除されていたことが分かったしまつ・・・。(本人ミスだから、怒っても始まらないが、しばらくはNTTへの腹立ちから立ち直れなかった。)

そうこうしている内に、今度はPCが不具合、OS not Found という訳のわからないメッセージが出てきてWindowsが立ち上がらない。

と、いろいろあったが、本日、NTT西日本からのBフレッツも復旧、業者にPC設定もしてもらい、ようやくネット接続が戻った。但し、PCはどうも不安定で、先ほどもまた同じ OS not Found というメッセージが出て焦った。

これからは職場PCや携帯からもブログに投稿できるよう、設定しなおしておこう。
4年近く使ってきた古い携帯を、これを機に新しくした。CASIOのW41CA、ノルディック・ホワイト。音楽がとてもいい。ペンギンの待ちうけも可愛くて、自動的にいろいろ変わるのが楽しい。写メールはこれから挑戦。
器械には振り回されるが、便利なので、もうこれがないとやっていけない。
posted by 萩 at 21:59| 大阪 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月23日

仕事を続けること



金曜の夕方から土・日と、寝たり起きたりの生活だったので、今日はしんどかった。行き帰りの通勤(電車は座れる)さえもがだるかった。食べたものがすぐに排泄されてしまうので、そのせいもある。

患者さん方のサイトを見ていると、男性で家計の中心であっても再発後には退職をされる方が多いようだ。なかには、入院・手術のあとに職場復帰すると自分の席がなくなっていた・・・ということもあるらしい。
リストラの不安から、周囲には病気を隠していることも多いようだ。

以前のように仕事ができないと、周囲へ迷惑をかけるからと弱気になることもあるだろう。時々、私もふと、いつまでこんな風に仕事が続けられるのだろうか・・・と思うこともある。

がんに限らないが、病気の治療には思いのほかお金がかかる。医療費以外の出費も結構ある。だから、経済的基盤を確保するという点でも、仕事を継続することは大事だと思う。

職場環境が許すなら、多少は仕事をセーブして体調を見ながら続けられるといいのだろう。そのためには、まずは本人の意識が変わらないといけない。とはいうものの、過去の自分のイメージを引きずっているから、それはそれで容易なことではない。でも、体調と相談しながら仕事を続けるなら、今までどおりにはいかない自分を受け入れていくしかない。

その人の生活上の価値観や仕事への思いもあるだろうから、一概にはいえないが、体調が許すなら、仕事は続けた方がいい。リハビリにもなるし、気持ちの張りにもつながる。

3人に1人ががんにかかる時代だという。通院しながら、普通に社会生活が送れるよう、職場もいろいろな仕事の仕方を受け入れていく必要がある。
ともあれ、これまでの日本的な通念というか、周囲への気兼ねや遠慮で、職を辞すというのは避けたいものだ。病気があっても、正々堂々、周囲に迷惑をかけない形で、できる範囲で仕事を続けていけばいいのだと思う。
posted by 萩 at 02:40| 大阪 ????| Comment(17) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月21日

週末はダラダラ



土曜・日曜は、仕事の予定がないとどこにも出かけずダラダラと過ごしてしまう。バラ園を見に行きたい、映画も見たいのが2ー3本来ている、新しい靴を買わなくては・・・etc.と、行動リストはあるのだが結局、家で寝たり起きたりの生活となる。次の週末は、金・土・日とフルに3日間予定が入っているので、ま、いいか・・・ということになる。先週もそうだったような。

この金曜日は、退院以来はじめて入院中にお世話になったB先生にお会いできた。嬉しかった。通院のたび、偶然お目にかかってあいさつだけでもできたらいいのに・・・といつも思っていた。
相変わらずの感じだったが、待合でお会いし、A先生の診察中もずっと同席されていた。(A先生の診察には、若いDr.がいつも付いているが、それとは別にB先生も何かしていた。)

この次、30日にCTがあるので、その結果によっては裏技を使って(関連病院を利用して)TS1を処方してもらいましょうか・・・とのA先生の話だった。
腫瘍マーカは、やはり、そうたびたびやっても意味がないので・・・ということで6月に入るまで待ちとなる(保険診療の限界か)。
脂肪肝は、このタイプの手術をすると代謝が変わるのでどうしても生じるらしい、肝機能はそれほど心配しなくてもよい、とのことだった。

GEMが600mgで、少なくないでしょうか?とも尋ねてみたが、UFTが入っているので大丈夫だろうとのこと。患者さんによっては400mgで維持している人もいる、と。A先生の方針は、日常的なQOLを大事にして身体に負担がかからないようコントロールする、ということのようだ。どちらかというと梅澤医師のスタンスに近いものを感じる。

自覚的にはそれほど大きな変化はないと思っていたが、点滴が終わるといつになく気分が悪く、午後の仕事を若い人にまかせて自宅に戻った。なんとなくみぞおちのあたりに不快感があり腹壁も張っているような変な感じだった。リンパ節が腫れているのか・・・とか、よけいな心配もしたが、家に戻ればついついソファでうたた寝をしてしまい、寝てばかりの生活だった。
(3-4日前に体重が2kg落ちているのに気づき、食べる量が増えたから胃にきているのかもしれない。)

いずれにせよ、検査データというのは、いろいろ気をもませるものだ。
30日のCT検査が待ち遠しい。
posted by 萩 at 16:36| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月14日

CA19-9が大幅アップ



先週(金)はいつもの治療日で、今回は主治医が学会出張のために別のT先生が担当してくれた。前の学会出張と重なったときには、治療を空けることになった。
T先生は慎重で、当日になって採血オーダーを出し、白血球が7,000いくつ、リンパ球がこれこれあるので、GEM点滴の適用になります・・・と。

私としては、4月28日の腫瘍マーカ値が気になっていた。
前回、主治医のA先生が、マーカも検査項目に入れておきましょう、と言われて、中国から戻ったばかりで忙しく過ごしていたので、大丈夫かな・・・とは思っていた。
案の上、CA19-9が4,222にまで上昇!!! CEAは6.1。
これには、かなりショックだった。

前回(4/5)、CEA(基準6.5以下)が5.3、CA19-9(37以下)が600だった。

腫瘍マーカの保険適用は月1回なのが残念だ。
T先生は、値そのものの高低よりは、時系列でみたときに変化なしか上昇傾向にあるか、そちらに注目した方がいい、と言われていた(分かっているが。)胆管炎によって急上昇したのかもしれない、とも言われていた。

G-GTP(基準値5-60)が3月以来わるく今回も109、AST(12-40)が80、 ALT(10-45)が70と、肝機能系がわるい。前回のCTで、脂肪肝も指摘されていた。

金曜は、午後の仕事がキャンセルになったので自宅に戻ったが、寒気がしてやはり38度の熱発。いつもはこんな調子で仕事をこなしていたことになる。

CA19-9やCEAについて、かなりネット検索したが、今ひとつよく分からない。
検索でひっかかったCA19-9のモニター意義を引用しておこう。

「モニターとしての意義
小膵癌を切除したとき、半減期14時間で急速に血中から消失するが、進行癌の拡大切除では術後一過性に血中レベルが上昇するので2週間以降の値が残存腫瘍量を反映する指標となる。術後のフオローアップではCA19-9の上昇が形態学的診断による再発の発見に1〜8か月も先行した。化学療法の有効例では高値のCA19-9が治療後50%以下に低下し、無効例では不変または上昇が認められ効果判定の指標として利用できる。胆管、膵管の閉塞による内圧上昇で一過性に血清CA19-9が上昇することに注意したい。」


たしかに、一過性に高くでることはあるらしい。
それよりは、形態学的診断による再発発見に先行して、CA19-9の上昇が認められる・・・という方のが気にかかる。

次回、CT検査は5月30日(火)。その前に、もう1回、腫瘍マーカ検査してもらえるとありがたいのだが・・・。

夕食後から11時過ぎまでソファで寝込んでしまい、目がパッチリしていたがようやく眠くなってきた。まぁ、心配しても始まらない。それにしても、4000台というのは、いくらなんでも上がりすぎだ。

「がんと共に生きる」なんてフレーズをあちこちで見かける。
元気なときは、なにも感じなかった。しかし、こうしてマーカ値に一喜一憂するようになると、言葉は悪いが「クソクラエ」という感じだ。そんな恰好いいものじゃない。
普段は、だるさや疲労感、下痢などの自覚症状に慣れてきて、当たり前のように生活しているが、こうして「がん」の存在をつきつけられると、やはりおぞましい。体内に猛獣を飼っているようで、なんとかその猛獣を起こさないように、てなづけながら生活しているみたいだ。
posted by 萩 at 06:11| 大阪 ????| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記

代替医療について



代替医療については、一概に判断しかねる難しい部分があるので、なかなかに書きにくい。
但し、前回(5/4)、「日本統合医療学会」のことを紹介したが、この学会については、いろいろ批判もあるようでグレイな噂もネット上に見かけたので、その点は記しておこうと思った。川島みどり氏をはじめ、二三、知った名前も理事・評議員にあったのだが、実情を知る必要がある。

どうも、この分野では、「日本補完代替医療学会」の方が正統性があるようだ。

抗がん剤治療と代替医療については、梅澤医師のブログに詳しい。
臨床医の立場から、がん標準治療をそのまま使用することに批判的であったり、賛否両論の意見も多々あるが、患者としては、かなり参考になる。

こちら

また、違法・問題のある健康食品や代替医療、一般向けがん雑誌への批判などは、「癌治療詐欺事件簿」に詳しい。掲示板の裏ネタ(内部告発)は、注意して読む必要があるが、なるほどと思わされる部分もある。

こちら

「安保免疫学」は、書店で入手しやすいので、私も2-3冊買って読んだ。参考になる部分もあれば、通常の医学常識では???がいくつもつくような情報もあり、取捨選択して読んだ。
手術・化学療法・放射線療法などを否定して免疫力を高めることを主張しているので、患者さんによっては、この安保免疫学を鵜呑みにしてせっかくの治療機会を逸する方もかなりいるらしい。そうなると、弊害だ。
にもかかわらず、高名な医師らが対談などに応じているのは、解せない。本が売れて有名になると、それだけで専門家も受け入れてしまうのだろうか?

同様なことは、絵門ゆう子さんについてもいえる。
彼女ががん患者に与えた励ましは、それはそれで大きいものがある。けれども、長期にわたり医学的な治療を拒否して代替/民間医療に頼ったこと、そしてそれを本に著わしたことで、多くの患者さんに与えた負の影響は、社会的に影響力のある人だけに無視できない。

その点を鋭く指摘した乳がん患者のサイトがあった。
こちら

代替療法の多くは、医学的な治療の補完と考えるべきなのだろうと思う。
そして、効く・効かないは個別性が大きい。だから、梅澤医師の言われるように、効いたらめっけものくらいに思っていた方がいいのかもしれない。
問題は、代替療法が副作用を伴わないか(もちろん、どんなことでもやりすぎればマイナスになるが)、医学的治療に拮抗しないか、そのあたりの判断をどこに求めればいいのか、ということだ。

本来なら、西洋医学に依拠する医師(主治医)が、そうした代替療法の各々について関心をもち、患者の相談に応じてくれるのがいいのだが、現状ではそれは望みにくい。となれば、やはり、そうした代替医療を専門に扱う学会が一つのリソースにはなる。
患者の立場で、そうした学会に参加してみる必要がありそうだ。
posted by 萩 at 04:20| 大阪 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

コメントお返事

bushdog さんへ

UCSFで治療を受けられたリーマン夫妻のサバイバー・ストーリー、どうもありがとうございました。つくづく、がん治療はあきらめたらいけないのだということがよく分かりますね。
本当に、患者とその家族が「賢い患者」(by COML 支えあい医療人権センター)になって、病気や治療について学び、医療と関わっていくことが大事だと思いました。

リーマン夫妻の話(再掲) こちら

漢方薬のこと:
ご家族の方がやはりご病気なのですね。漢方薬が効いているようでよかったです。私は、まだ服用すべきかどうか、迷っています。中国の知人からは、飲んでいる?足りなくなったら送ろうか?と言われているのですが、肝機能が落ちているので、どんな薬にせよ肝機能の負担になるので、ちょっとこわいのです。
それと、国内で未承認薬は服用しない方がいいとか、中国からの輸入物には不純物が混じっていることがあり危険を伴うこともあるとか、いろいろネガティブ情報がネット検索で出てきたりして、それも不安になっています。
とくに高橋恒正さん(字、正しかったかな?)という、薬害の専門家が漢方薬に警鐘を発しているので(多分、かなり前のことだろうが)、それも気になりました。
きちんとした病院の専門外来で処方してもらっているのなら、大丈夫だと思いますが、個人的な輸入は危険かもしれないです。


cocoさんへ

いつもご心配をおかけしてすみません。
cocoさんのコメントを読んで、今まで余り自覚していなかったことに気づかされました。
元気なときはまず考えたこともなかった「あとどれくらい生きられるのか」というのは、この病気になって、なんの違和感もなく日常的な思考の一部になりました。
不安とも異なり、落ち込んでいるのでもなく、もちろんあきらめているのでもなくて、冷静に客観的に、ふとした折に浮かんできます。
「再発」の方が、もっと怖いですね。それだけ現実感があるからでしょうか。何回か再発を繰り返す、再発したからといってそれで終わりと言うわけではない、と分かっていても、やはり怖いです。

仕事をしていると、どうしてもそちらに比重がかかってしまうので、気をつけなければと思っています。
お掃除は、メリーメイドさんに今度見積もりに来てもらいます(連休にようやく少し片付けました)。食事も、なかなか大変ですが、休みの日は結構楽しく作っています。今は、新たまねぎと新じゃがの煮物が美味しいですね。今日も、「暮らしの手帳」版豆ご飯と、鶏肉じゃが(玉葱が主役)、赤だしの夕食でした。吸収が悪いのが難点ですが、食欲があるので助かります。

cocoさんも、出張につぐ出張の日々で、疲れを残さないようにして下さい。この頃は陽気もよくて、2匹のワンちゃんとのお散歩が楽しいでしょうね。


風花さんへ

毎日お忙しそうですね。学生の教育って、手がかかるだけでなく、それ以外の会議関連の雑務が山のようですものね。論文に集中できないジレンマがさぞ辛いことと思います。私も、仕事に充てる時間が減っているので、焦りますが、時間の使い方をなんとかしたいです。


香菜さんへ

学生さんが作ったという缶詰のマーマレード、美味しかったです。甘さ控えめ・適度にほろ苦さが残り、クリームチーズにのせて食べたら止まらなくなってしまいました。順天青巌大学(韓国)のコチジャンといい、学生がこうした産業にかかわるのって、いいですね。
posted by 萩 at 00:26| 大阪 ?J| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月04日

漢方薬飲んでもいいのかどうか?



中国・洛陽で、10日分の漢方薬をもらってきた。
それを飲んでもいいのかどうか、迷っているうちに、下記の学会があることにいきついた。

日本統合医療学会のHPはこちら 

簡単な脈診と舌診、それに問診とで、下記の処方をしてもらった。現在服用中の抗がん剤はぜひ続けることと言われ、しばらく漢方を服用して効果があるようなら続けなさい、という話だった。
下痢、倦怠感、下肢の浮腫、疲れやすさなどが私の話した主な自覚症状。

洛陽市第二中医院という中医学専門の病院からの処方。1日量の散薬で、これを3回に分けて湯で溶いて飲む。(かなりの分量だ。)

山葯4.5g、茯苓2g、党参4g、砂仁2g、清半夏2g、炒白朮4g、甘草2g、炒麦芽1g、陳皮2g、白芍1g、白花蛇舌草1g、炒六神曲1g、醋香附、生姜1g、半枝蓮1g、焦山2g

主治医は、当然ながら、分からないと答えた。漢方医にセカンドオピニオンをもらいに行くつもり。
「さぁ行きましょう」と有無を言わせずに診察に連れて行ってくれた人が、「あなたは大事な人だから少しでもよくなって貰いたい」と片言の日本語で言ってくれた。その気持ちが嬉しくて、真剣に飲む気にはなっているのだ。
posted by 萩 at 14:38| 大阪 ????| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記

抗がん食品に直接効果なし



本日(06年5月4日)付け朝日新聞の一面に、上記の記事。
キノコなどの健康補助食品に「補完代替医療」の効果への期待が拡がる中、厚生労働省研究班(主任;住吉義光四国がんセンター病棟部長)が一般向けの手引きをまとめたとのこと。

「がんの補完代替医療ガイドブック」
http://ky.ws5.arena.ne.jp/NSCC_HP/top_page/

すでに各サイトでは指摘されていたことではあったが、アガリクス(キノコ類)、プロポリス、AHCC(キノコ類から得た活性化糖類混合物)、サメ軟骨、メシマコブ(キノコ類)をはじめ、健康補助食品全体に、「がんの縮小や延命効果などの直接的な治療効果を証明する報告はほとんどなかった」。

日本補完代替医療学会というのもあるそうだ。
こちら

少し興味があって、日本統合医療学会(名称これでよかったか?)というのも調べていたところだった。

たしかに西洋医学を否定して、補完代替医療だけに切り替えるのは危険が伴う。けれども、主治医とよく相談して・・・と言われても、必ずしも外科医がこれらの治療法に明るいわけではない。抗がん剤を使いながらも、安全に、無理をせず(経済的に大きな負担にならない範囲で)、補完的な療法を使えるといいのだが・・・。なかなか、相談する先がないのが現状だ。

そういう意味では、厚生科研でこのような一般向けガイドブックが出たことはありがたい。
posted by 萩 at 14:06| 大阪 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月01日

病院の裏方、他(写真)



3月下旬に中国韓国から友人たちが訪れたときに、通院先の大学病院を見学した。その折に撮った写真をいくつか。

CEAやCA19-9の腫瘍マーカを調べる機械。これがあるおかげですぐに結果が分かる。DupanやSPANなどは外部発注。
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血液その他各種検査室
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薬剤課 忙しそうだった GEMの点滴準備に30分かかるが、薬剤師は手袋・眼鏡を装着して無菌室のような箱の中で点滴準備をする
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4月にオープンの外来化学療法センター 3-4時間かかる点滴もTV付き快適なソファで楽になる 
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但し、私の通う肝胆膵外科は、相変わらず今までどおり 小さなベッド
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金曜日、職場までのバス通りにある並木が花水木だと気がついた 花水木の木がキャンパスにも結構あるのに気づく
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名前も知らない白の小花 
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posted by 萩 at 02:17| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

がん関連疲労



金曜日はGEM(600mg)の点滴、その後、職場に出て9時半過ぎまで仕事。夕方から外の人も交えての研究会があった。土曜はしんどかったが、社会人院生の集中ゼミで10時から5時半までクラス。なんとか集中力は持ったが、帰りはフラフラだった。最近、点滴が終わると金曜の夕方から微熱が出る。今日も、朝・夕、37度前後あった。

日曜は、この数ヶ月、TVと昼寝で1日が終わる。見る番組も決まってしまった。9時ごろに目覚めてベッドでチャンネルをガチャガチャ、寝室で朝兼昼食を食べながらサンデー・プロジェクト、その後、上沼恵美子の芸能番組、たかじんの「そこまで言って委員会」、途中でウトウトし、ようやく起き出して新聞読み、夕食をとりながらTBSの報道特集。今日は、堺にある医療刑務所を取り上げていて面白かった。RECしそびれたのが残念。その後、さんまのカラクリTVに始まり、世界ウルルン滞在記とか情熱大陸、世界遺産などが好きな番組。その間に、洗濯するくらいか。なにも家事をしない。だから家の中が大変なありさまになっている。

とあるところで、「がん関連疲労」Cancer Related Fatigue という言葉を知った。日本語検索では出てこなかったが、英語で検索したらかなりの情報量がある。
私が日々体験していることだと思った。睡眠や休息で解消されない、エネルギーの消耗による疲労でQOLに大きく関わるとのこと。がんそのものの存在と、がんと闘うために身体が消耗すること、がん治療に伴う副作用によって生じる消耗などが入り組んでいるらしい。

貧血、痛み、睡眠障害、苦痛感、うつ、甲状腺機能低下、低栄養などがfatigueを構成。
対処としては、栄養状態の改善、貧血改善、痛みコントロール、エクササイズ(5分間散歩など軽いもの)、カウンセリング とあった。

おいおいに、もう少し詳しく調べてみようと思う。サイトによっては、スケジュール調整とかかなり具体的なアドバイスも載っていた。
少なくとも、私のような日曜の過ごし方は、がん関連疲労の対処には、よくないようだ。適度なエクササイズも重要らしい。

家の掃除を業者に頼みたいのだが(依頼先は調べてある)、なにせ今の状態を少しは片付けてからでないと、他人を家にあげることはできない。

タクシーの使用も増した。多分、食費よりもタクシー代の方が出ているのではないかと思うくらいだ。一駅分の地下鉄や、バスなどは、ついついタクシーに頼ってしまう。

がん関連疲労。
それと気になっているのが、「度忘れ」がひどくなっていること。認知機能の低下だ。単なる老化現象とは思えない。何年も前から歳のせいだな・・・とは思っていたが、昨今のは、ちょっと違う。記銘力にすっと空白が生じて、単純な言葉や人名が想起できないことがある。
老化現象が早まっているのかもしれない。
まぁ、この程度のことは、あとどれくらい生きられるのか・・・という次元で考えれば、たいしたことではないのだが。

この金曜の採血に、月1回のマーカ検査が入っていた。12日の診察日には結果が分かる。気になるところだ。
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2006年04月25日

洛陽便り(牡丹の写真を沢山)



中国・洛陽への旅行(4/15-18)から戻って、1週間が過ぎた。
例によって、帰国後、水曜から金曜日まで仕事に追われ、土・日はただひたすら寝て過ごした(書き込みが遅れてご心配をおかけしすみませんでした)。

洛陽の街について こちら

今回は、北京行きの便に乗り遅れて大失敗。結局、ノーマル料金でチケットを買い直し、他の4名とは別に上海経由で中国に入った。洛陽は人口620万人の、中国では小都市にあたるだろうか。洛陽行きの国内便が少なく、河南省の中心都市、鄭州の空港で降りた。
関空から北京まで2時間余り、乗り継ぎに3時間、北京から鄭州まで1.5時間、鄭州から洛陽市内まで車で2-2.5時間、1日がかりとなる。

2日め、午前中はお世話になった科技大学医学部附属病院糖尿病教室(医師、ナース、患者と家族、40名くらい参加したろうか)に同席、大阪と洛陽のそれぞれの糖尿病自己管理についての情報交換を行う。午後は、私達のプレゼンテーション。夜は病院長の招待による夕食会。
3日め、打ち合わせ等を済ませて、あちらの方のご招待で牡丹園などの見学。夕方、他の人たちは市内のデパートで買い物。その間に、なんと私は、あちらの看護部長のご好意で、急遽、市内でも著名な漢方医の診察を受けることになった。診察といっても、通訳をはさんでの簡単な問診と、あとは脈診と舌診のみ。今受けている化学療法と同時に、10日分の大量の漢方薬を処方してもらった。たしかに、疲労で白い舌苔が出ていたから、低栄養はすぐに指摘された。夜は、洛陽の人々がよく出かけるという気取らない店で夕食。
翌朝、6時半にホテルを出て、洛陽→鄭州→北京→関空、夜7時過ぎに自宅に戻った。3泊4日の短い滞在だったが、1日14時間フルに活動して中身の濃いスケジュールだった。昨年同様、あちらの方たちの心温まるもてなしが嬉しかった。

科技大学の新病院(昨年と同じアングルで)
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別の古い方の病院前
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ホテルでの夕食会(院長招待) 大根と牛の腹肉を煮込んだスープ、スズキの蒸し煮などが美味しく、沢山の料理で、印象に残らないほどだ
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朝、近くのレストランに飲茶の食事に出かけがてら、7時半には小学校に子供達が集まっていた。ピンクの花は桐の花。あちこちで見かけた。
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龍門石窟 ルシャナ仏
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伊河の対岸から
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牡丹花会  一重の白
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淡いピンク
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白八重
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有名な洛陽紅(ルオヤン・ホン)
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これも牡丹 ミニボタン
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穏やかな風景だが、実は大音量の中国音楽がかかって観光客も沢山
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一重の白、ピンク
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洛陽紅 開花しきったところ
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珍しい黒牡丹
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牡丹花会は、今年は4/15-22だったが、すでに2/3は開花し終わっていた。芍薬はまだつぼみで、これから。それでも広大な園内は蒸せるような花の香で、強い日差しを浴びてきれいにたくましく咲き誇っていた。龍門石窟も、どこも観光客でごったがえしていた。それだけ一般の人々の暮らしにゆとりが出ているのだろう。
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2006年04月14日

絵門ゆう子さんのこと/木蓮の涙



点滴後の微熱で、夕食後うたた寝をしてしまった。起きて何気なくTVをつけたら、「金スマ」で絵門ゆう子さんのことを取り上げていた。彼女のことは最近になって知った。番組では、よく見知った場所も出てきて、ああ、そういうことだったのか・・・と、改めて彼女の闘病について知った。

確かに、大量の抗がん剤は苦しいから、思い切ってスッパリやめて自己免疫にかけ、今の一時一時を充実して過ごす・・・、というのも一つの選択なのかもしれない。ただ、ふと疑問に感じたのは、医師がその選択によってどういう帰結になるかをきちんと説明したのだろうか・・・ということだ。TVのインタビュー(医師)ではそれが感じられなかった。ご本人を尊重するにしてもだ。

この手の番組は涙なくしては見られない。ご本人やご遺族のHPもよく見るが、切なくなる。

最近、いつも聞いているStaradust Revueのアルバムに、「木蓮の涙」というバラードがある。ニッカAll MaltのCMで、「女房を酔わせてどうするの」というセリフとともに、さわりだけ流れる、あの曲である。

この歌を聴くたびに、電車の中であろうと、ご遺族のHPを思い出して不覚にも涙ぐんでしまう。少し長いが、歌詞を書いておこう。機会があったら、根元要さんのすばらしい歌声できいてほしい。

木蘭の涙 (木蓮にこの当て字が使われている)

逢いたくて逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる

いつまでもいつまでも 側にいると言ってた あなたは嘘つきだね 心は置き去りに

いとしさの花籠 抱えては微笑んだ あなたを見つめてた 遠い春の日々

やさしさを紡いで 織りあげた恋の羽根 緑の風が吹く 丘によりそって

やがて時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日 あなたは眠る様に 空へと旅立った

いつまでもいつまでも 側にいると言ってた あなたは嘘つきだね わたしを置き去りに

木蓮のつぼみが 開くのを見るたびに あふれだす涙は 夢のあとさきに

あなたが来たがってた この丘にひとりきり さよならと言いかけて 何度も振り返る

逢いたくて逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる

いつまでもいつまでも 側にいると言ってた あなたは嘘つきだね わたしを置き去りに
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2006年04月13日

中国・洛陽に行きます



バンコクに行って、その後しばらく書き込みを休んでいたら、やはり何人かの方たちにご心配をおかけしてしまった。すみませんでした。

ちょっとハードかなと思いつつ、洛陽へ出張ででかけます。今週の土曜日に出発して来週火曜に帰国という、3泊4日の駆け足旅行です。
昨年9月中旬に、10日余り出かけて、あちらの方たちと交流を深めてきた。この3月には3名が大阪に来られて、今度は私達が出かける番。職場から7名で。

例年、9月に洛陽の病院で内外の講師を集めて河南省のセミナーを開催するのだが、私たちのために、ぜひ美しい牡丹を見せたいという先方の配慮で4月のこの時期に計画してくれた。どうしようかと迷っていたが、そんな気持ちに動かされて私も参加をすることに、今回は発表なしで・・・というつもりが、今度はプログラムの関係でどうしてももう1題の発表をということで、結局、発表もすることに。目下、簡単なパワーポイント作成中。

昨年は、初めての中国行きだったので、余り体調はよくなかったが、北京にも寄ってゆっくりしてきた。洛陽では、とてもよくしていただいた。
けれど、すでに4cm大の腫瘍ができていたようで、写真をみるとまだふっくらして皆と一緒にニコニコして写っているが、結構、夜になると上腹部痛がつらかった。
そのせいか、どうも全体の印象・記憶が暗くくすんでいる。
なんといっても辛かったのが、食事の接待。中国や韓国では、お客には盛大なもてなしをするのが慣わしで、何人もの人を招いて、断ることもできない(昨年は1人で行った)。朝だけは無理を言って、部屋でありあわせで済ませるようにしてもらったが・・・。

今回は、日曜が1日会場でで発表やら打ち合わせ、月曜が何人かの人に会い、その後、今が盛りという牡丹の見学。この2週間が開花期で、確か、河南省の国花かなにかだった。昨年、土産に牡丹の唐三彩をいただいた。牡丹を見に来てください、と何度も言われていた。
だから、今回、牡丹の見物はとても楽しみだ。デジカメもソニーのいい方を持っていくつもり。バンコクや洛陽行きを考えて、サンヨーのZACTI(HVデジタル・ムービー)を購入してあるのだが、未使用のままだ。今回も無理そうだ。

少しだけ昨年9月の写真から(EXILIMなのでいまいち)

北京郊外 万里の長城 雄岳を少し歩いた
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天安門広場をくぐると紫禁城内、私は後門から正面に向かって歩いた
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市内、王府井の一角で献血車をみつけた バスに書かれた文字が面白い
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北京から1時間余り内陸に入ると、古都洛陽、そこの大病院が訪問先
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2006年04月12日

長芋パワー(継続が大事だが)



cocoさんから、長芋が、下痢・消化不良、体力低下のときに滋養強壮の食物として体にいいとの情報をいただいた。

早速、ネット検索してみたら、「山うなぎ」とも呼ばれるくらい栄養価が高く、消化酵素も多く含んでいるのでタンパク質代謝を助けるとのこと。
あの、ネバネバ成分(ムチン)がいいらしい。高血圧・高コレステロールの改善にも効果があるとのことだ。

食事のときに、10cm程度をふかして食べるといいと聞いていたので、まずは蒸し器か圧力鍋を買わなくては・・・と思っていた。
昨日、近くのスーパーをのぞいたら長芋を売っていたので、とりあえず2袋を買ってみた(1袋に10cm長さにカットした芋が入っており、約200円)。

初めてだったが、生のままで十分美味しく食べられることが分かった。
皮をむいて、短冊にスライスし、土佐醤油と米酢を1対2の割合でかけて、あとはチューブ入りおろし生姜を加えるだけ。会席料理の小鉢のように、細い千切りでなくとも、十分に美味しく食べられる。5cm長さの芋でご飯茶碗1杯分の長芋サラダになる。
フライパンで焼いても美味しそうだ。ふかすとどんな味になるのだろう。

産地からの取り寄せもできるようだ。
青森まほろばの里の長芋 こちら

3食ごとに食べるのは無理だが、朝夕くらいならしばらくは続けられるかもしれない。私の場合、問題は、3日坊主だ。
忙しくなって、玄米も手羽先スープもすっかり遠のいてしまった。
Oさんからいただいたカスピ海ヨーグルトも、バックアップ用に一部を保存してあるが、数種類のタネが数週間そのままになっている。
辰巳芳子の料理本も買おうと思いつつ、TVで何回か見かけた彼女の丁寧さ・厳格さが、とても私など歯が立ちそうになくて、そのままになっている。
ベターホームの、ニゲロオリゴ糖、1本500g入りで2500円前後と高価だが、免疫を高めるとのこと。試しにと、1本いただいて、朝のミルクティーに使っているが、いつもの蜂蜜を使うこともある。

きちんと生活することは、容易なことではない。
ストレスをためない、無理しない、と思っていても、いつのまにやらストレスフルな生活になっている。やれやれだ。
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2006年04月09日

バンコク・レポート



3月28日から4月2日まで、5泊6日のバンコク旅行、職場の同僚たちと総勢18名で。仕事の一環で、マヒドン大学との交流、30-31日の学会参加と大きな目的が2つ。忙しかったが、充実した楽しい数日間だった。
皆、よく学び、よく遊び、よく食べた。20歳のときに2-3日した以来だから30数年ぶりのバンコクになる。

大学院教育に関する国際会議がメインだったので、泊まったところは空港近くの、Convention Center, Chulabhon Research Institute というところ。なんと1泊1000バーツ(3,400円)、朝食付きで、クイーンサイズのベッド、バスタブ付きの広い部屋。

28日夕方到着、夜はCenter近くのホテルの中華レストランで夕食。翌日、午前中にマヒドン大学訪問、一仕事終えて2時過ぎに医学部の病院キャフェテリアで簡単なランチ、その後、王宮・エメラルド寺院の見学、ショッピング、夕食はタイスキ。30日と31日は、両日ともConvention Center にこもる。最後の土曜日は、他の大半はアユタヤにバス旅行に出かけたが、私はそんな体力もなく、3人とオイル・マッサージに行き、午後ショッピング、この日は疲れがたまって市内ホテルのティールームで一人うたた寝。夜は、皆とタイダンスのディナーに合流。翌日は、10時頃にホテルを発ち、20時すぎに関空着。さすがに5日め、6日目は、口をきくのも億劫なほど疲労を感じた。

仕事の話は省略して、楽しかったこと。
私は、すっかりタイ・シルクの魅力にはまってしまった。あちらの女性はお洒落で、会場ではファカルティも1日2-3回着替えるくらい、着道楽。それもそのはずで、タイ・シルクは本当に美しい。
普段は、着るものに無頓着な私が、早速、ワンピースを注文した。29日の夕方に布地を選んで採寸、簡単なデザインを伝え、仮縫いなしで、31日には届いた。ブラウスストールも買った。機会があれば、洋服を作るためだけにバンコクに行きたいほどだ。
マッサージは、終わった後に寝れたら最高だったのだが、他の2人のショッピングに付き合ったのでとても疲れた。ルビーも見たかったのでショッピングは私も楽しみだったが、連れて行ってもらった店にあまり種類がなく、どうも購買欲が湧かなかった。それでも、結局、2人につられて私もピアスを購入。これはこれで、大満足だった。
食事は、不思議とタイ料理が私達の口に合うのだ。付け合せの唐辛子に注意さえすれば、飛び上がるほど辛くはなく、適度に酸味や香辛料が効いて、インディカ米もあっさりして、美味しく思えてくる。
みんなと、今度は仕事抜きで、3-4日市内のお洒落なホテルに泊まり、のんびりお茶したり、ティールームでぼんやり過ごすためだけに来たいね、と話す。

手荷物を軽くするために、デジカメはCASIOのEXILIM(100万画素)。余りいい写真はとれなかったが、雰囲気だけでも。

Convention Center の中庭に白い花、いかにも南国らしい
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マヒドン大学医学部のシリラート病院(2500床)外来者用食堂の内部
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病院食堂はどこも似たような雰囲気、軽めのタイ風チャーハンを食べた
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4面を高層ビルの病院が取り囲む中庭
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病院からすぐ近くに王宮がある その中庭
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タイのシンボル、象の置物はどこでも見かける
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エメラルド寺院の外観 中に翡翠で作られた仏像があり、人々は祈りを捧げている 敬虔な信者たちに心打たれる
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二体の守り神だろうか 表情が面白い
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デモ風景、その後タクシン首相は辞任した、それほど殺気だってなかった
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夕方5時過ぎの車のラッシュ、ものすごい運転だ
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市内目抜き通り、銀座に相当か、ともかくにぎやか
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夕方、街ゆく若者たち、どこも共通している印象
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電車の切符売り場、夕方の混雑
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帰宅を急ぐ人々の列、なんとなく見慣れた風景だ
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ようやく夕食にありつける、今夜はタイスキ、つまりタイ風水炊き
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多分鶏がらスープに、沢山の野菜、魚のすり身などが入る174タイスキ.jpg

タイスキの前菜 海老餃子と空心菜の炒め物 豆腐も美味しかったし、野菜が美味しく、あっという間に完食、最後の雑炊がまた格別
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カンファレンス初日のディナー、学生のパフォーマンスが楽しかった
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ディナーのメニュー; トムヤムクン、グリーン・カレー、3種の盛り合わせ(魚フライ、野菜など)、デザートは蓮の実入りココナツミルクとフルーツ盛り合わせ このデザート組み合わせは定番で何度も食す
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タイ・ダンス付きディナー オリエンタル・ホテルにて 前菜2種(海老ボール、鳥ボールなど)
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チキン入りココナツミルク・カレースープ、揚げ魚入りレッド・カリー、海老ソテー、野菜と海老ボールのオイスター炒め、ナッツの入ったライス、
デザートは木の見入りココナツミルクとフルーツ盛り合わせ、茶orコーヒー
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タイ・ダンス
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いい話を二つ三つ



日曜日(4/2)の晩に関空に戻って、1週間が過ぎた。新学期が始まりあわただしい日々が続くが、この土・日は本当にのんびり過ごしている。ベッドでゴロゴロ、TV見てはうたた寝。バンコク・レポートはまた後で。

水曜日に、心配していた採血があったが、1週間の旅行の後でもとくに大きな変化はなかった。
腫瘍マーカは、保険で月1回と決められているらしく、4月の分が行われた。
前回より若干改善していたので、なによりだった。CEAが7.1(3/10)→5.3(4/7)、CA19-9が729→600。A先生は、胆管炎がマーカ値に反映しているのだろう、と言われていた。
白血球は、GEMが1週休みだったので6,000に改善、その他は余り変わらず。

アルブミンが3.2と相変わらず低タンパク。旅先でも足のむくみがひどかった。クローン病(慢性炎症性腸疾患)の方たちがよく摂っているアミノ酸を飲んでみたら・・・と知人から言われて、A先生に尋ねてみたところ、3.0を切ったら考えましょう、との返事。結構食べているのだが、吸収が悪いのだ。

いい話に入る前に、余りよくない話。TS-1が5月からすい臓がんにも保険適用になる筈だったのに、厚生労働省の認可が遅れて夏以降になるらしい。結局、それまでUFTでつなぐことになる。UFTも同様の5FU系の薬なので、まぁいいのだが、少し残念。

いい話というのは、金曜のGEMの点滴のとき、60台半ばの女性と一緒になった。簡易ベッドに横になり、どちらからともなく互いの病歴を話し合い主治医が同じことがわかる。その方は、肝臓がんで5年以上も前に7割がた肝臓を切除したとのこと。その後内服で経過し、2回ほど入院したが、2年ほど前から腹部リンパ節に転移しさわると自分でもしこりが分かるらしい。それで2年前から金曜日に抗がん剤点滴を受けるようになった由。肝臓がんは転移しやすいと聞いていたし、肺・骨・脳がまずやられるとその方も言われていた。それでも、5年前の術後から、ほぼ毎日、午後はプールに行って2-3時間楽しんでいるとの話だった。お元気に見えた。抗がん剤点滴を受けながら、プールに行って疲れないんですか?と聞くと、なんともないのだと。

なによりも5年生存というだけで心強いことだったし、転移しても午前中はお勝手仕事をし、午後はプールという生活をされている方がいるということは、励みになる。こういうケースもあるのだと、嬉しかった。短時間だったが、いろいろ話ができて本当によかった。
腫瘍マーカのわずかな改善や、こんな話で、妙に気持ちが明るくなる。

治療を済ませて薬を受け取り、その後、職場に出るため、昼食をとった。
暖かくなってきたので、寿司が食べたくなり、いつも立ち寄るビルの地下にある魚料理屋に入った。

上にぎりが2,310円、これが実に美味しかった。魚専門店だけあり、イキがよいのとネタが大ぶり、それに初物を食すことができた。
印象的だったのは、ヒラマサの白子、たっぷりと下の酢飯が見えないくらいにこんもり盛られて、半分に切ってようやく口に入る。とろーりとして、ウニの濃厚さとは別の、クリーミーな味わい。付け合せにヒラマサの卵も別に付いていたが、こちらはとくにどうということなし。ヒラマサ、初めてだ。
もう一つは、昨秋とれた松茸の半身を焼いて酢漬けにしたもの。ご飯にのって海苔で巻いてある。これが、歯ごたえがあって酢の利き加減もちょうどよく美味しかった。
ヒラマサの白子、焼き松茸の酢漬け、たっぷりのウニ、この3カンでもう大満足。あとは店の主人が自分でとったというトリガイは身が厚く、はまちや中トロ2カン、海老、どれもたっぷり食べ応えがあった。岩海苔の吸い物つき。
当分、何回か足を運ぶことだろう。
特上は5,300円。こちらは何か特別の機会に。
美味しいすし屋にめぐり合えて、よかった。

その後、職場に出て、夜10時近くまで弁当をはさんでの会議。4時くらいから寒気がしてまた発熱。最近、点滴の後に熱が出やすくなった。

職場近辺の春の写真を撮ってきた(4/7)。

大阪は桜がちょうど満開。
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白木蓮も市内でよく見かける木。
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ピンク、白、そして黄色の連翹
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子供さんにもハイ、ポーズ!
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キャンパスのレンガ道は、ご近所の散歩道
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2006年03月27日

明日からのバンコク行き



金曜日にいつものジェムザール治療を受けて、職場に行き、帰りが11時過ぎになってしまった。その晩、寒気がするなと思っていたが、翌日はなんともなかった。けれど、日曜の晩に38度台の熱が出て焦ってしまった。土・日は、ベッドでゴロゴロして過ごしたのだが・・・。今日は職場には出ず1日家にいて、なんともなかった。
但し、やはり出発前の熱発というのは、あまり気持ちのいいものではない。
こういうところが、骨髄抑制がかかっているために不安定なところだ。
キャンセルしようかなと思ったが、なんとなく行くことに気が進まなくなっているだけのようでもあり、予定変更せずにいる。
1日家にいて、ダラダラ、TVばかり見て過ごした。スーツケースの準備はこれから。余り、気が進まないのだ。今回は、私はなんの発表もないから気が楽なのだが、職場の同僚19名の大所帯での5泊6日の旅行だ。

どうも、行動に移すことに意欲がわかない。家にこもってダラダラする方を選んでしまう。お腹の調子がよくなかったり、だるかったりで、その方が楽だからなのだが。行けば行ったで、それなりに楽しく過ごすのだろうに、億劫でならない。
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2006年03月22日

3年前の今日(3/21)



野球にはあまり興味のない私でも、WBC(World Baseball Classic)の最終戦は、朝のタクシーでも国際セミナーの会場でも、セミナー終了後の会食の席でも話題にのぼったほどだった。王JapanがCubaを制して初代チャンピオンになったのは本当によかったと思うが、この話はそのくらいにしておこう。

3月21日は、米国のイラク侵攻を、ソウルのレストランの大画面で知るという印象深い出来事があった。3年前のことである。

今日と同じように、3年前のその日、ソウルのとある会場で、韓国・フィンランド・日本の友人たちと国際セミナーを開催していた。私は、パワーポイントの資料を沢山用意して2時間に及ぶ英語の講演を無事終了した。1日の長いプログラムが終わり、夕食は韓国側の招待だった。
そこで大TV画面に映し出されたのは、戦闘機やトラックに乗った米兵が続々とイラクに侵攻していく様だった。韓国側の友人たちと、これからどうなるのか、また新たに政権についたばかりのノムヒョン大統領はどう反応していくのかなど話題になったが、それ以上は続かなかった。
もっぱら共通の仕事上の話で終始し、楽しい一夜であった。

辺見庸の本を読んで、「9.11とアフガン、イラク戦争、それらへの日本のかかわり、侵略戦争反対と自衛隊派遣の不当性」といったことに、身をさいなんできた人から、鵺(ぬえ)のようなサイレント・マジョリティの一員であった自分を指摘された思いだった。
友人の一人は、当時、止むに止まれずデモに参加したと言っていた。そのとき、平和なデモ行進(主催者はパレードと呼んでいたそうだ)がどれほどの意味があるのかと、私は懐疑的だった。
今、思うことは、自分の鵺のような態度への反省といった殊勝なことではなく、わが身・命を削ってまでも、そのことにかける人がいるという、そのことへの驚きと賞賛だ。そういう人が、どうして、右半身麻痺や癌に侵されなければならないのだろう。

3年前と同じように、今日も、国際セミナーを開いていた。基調講演は、医療人類学の波平恵美子氏で、病の個人的意味づけと、それによって生ずる苦痛・苦悩(suffering)、自分自身の存在の揺らぎ、救いの得られにくい昨今の状況など、心にしみる話だった。
4カ国の演者によるシンポジウムは、初回のこととて深まるところまではいかなかったが、それでも興味深い側面がいくつかあった。なにより、こうして集まり、また次の機会を約束し、大いに笑い、美味しい料理に舌鼓を打ち、共通の体験を分かつことに意味があると思う。

帰宅して、3年前の写真ファイルを見ていて、私は今日、同じシルクのスーツを着ていたのに気がついた。はちきれんばかりに太ってぴちぴちだったスーツは、10数キロを失って、すっかりゆるゆるになっていた。
3年という歳月が、病を得て、なにか奇妙な、遠いかなたの隔たりをもって感じられる。


3年前のソウル・レストランでの写真(伝統音楽の演奏付き)
Mさんは、覚えておられるだろうか。

レストラン入り口、出迎え
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広い板の間に、大きなお膳ごと料理が運ばれる
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韓国の友人たちと、マッコリ(濁り酒)を飲みながら会食
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料理の数々、食べきれないほど多彩な皿が並ぶ
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伝統音楽の演奏を楽しみながら
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2006年03月21日

タルセバのこと



金曜日、いつもの診察日に、タルセバの使用に関するプリントアウトを持参して、A先生の意見を聞いてみた。

@腫瘍マーカの値について。術後にいったん改善して、2月にはいって又、手術前の頃の値に戻ってきているのは、どう理解したらいいのか。
A先生、いつになく若干、口ごもりながら。CEAが上がってCA19-9が下がりつつあるので、交絡しているから判断がむつかしい、後腹膜の方で取れなかった部分があるので・・・、やはりそのせいかも・・・と。あまり、はっきりしない返事だった。
Aタルセバのこと。厚生労働省も外国データでいい結果が出ていれば承認する動きがあるので、タルセバも遠からず承認され保険適用になるだろうと。

肝・胆・膵の領域は、化学療法がコレといった決め手があるわけではないので、いろいろな意見があるし、患者さんも迷うことになろう、と。セカンドオピニオン外来でも、この領域の患者さんが一番多いとのこと。

A先生は、タルセバ使用については、賛成とか反対とかいうのではなく、保険適用の効く薬でやってみる、というスタンスのようだった。タルセバについて、あえて月々30-40万円もかけて個人輸入してまで使うことを積極的に勧めるニュアンスではなかった。

と言うわけで、5月にTS-1が保険適用になるまではUFTとGEMの併用でいき、その後、5月からはGEMとTS-1の併用でいくという方針で落ち着いた。
これでしばらく様子を見て、再度、腫瘍マーカの値や、CT検査でリンパ節に腫脹がでてこないかなどを注意深く観察していくことになるのだろう。

今週末は、いつもより下痢がひどかったような気がする。UFTのせいかもしれない。食べたものが、きちんと消化吸収されずに、さぁーと体の中を通過して排泄されているような感じだ。
起床時の体温は、UFTを使い出して、いっとき、36度2分くらいまで下がっていたので嫌な感じがしていたが、この2-3日は逆に6度9分から7度くらいまで上がっている。微熱の感じではない。免疫的には、体温は少し高めの方がいいはずなのだが、7度台を超えると微熱かもしれない。

来週の火曜日には、バンコク行きの飛行機に乗っているのだが、この寒さから、日中30度を越す夏日の気候に耐えられるか、用心しいしい、不安も半分ということろだ。
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