2006年07月14日

この夏を乗り切る(敵を知ろう)



体重を維持し、体力消耗を最低限に抑えて、なんとかこの蒸し暑い夏を乗り切るためにはどうしたらよいか?

まずは、敵を知ることだ。
この場合の敵とは、"cancer related fatigue" がん関連疲労症候群とでも訳すのだろうか。

National Cancer Insttute の記載より。
Fatigue(疲労)とは。
14-96%の患者が訴え、疲れやすい、消耗、倦怠、エネルギー低下、活動不耐、力が出ない、etc、いろいろな表現で表す。エネルギー低下による活動量低下がもたらす苦痛。
他の疲労感と、癌関連の疲労感を区別する必要あり。
急性の疲労感は正常で、休みを取れば回復するが、慢性疲労は、休みをとっても続き、原因・作用機序は不明。
癌関連疲労は、癌の進行そのものと関連する場合と、脳・脊髄システムと関連する場合、放射線や化学療法とが関連する場合がある(後者では、吐き気、嘔吐、慢性疼痛、体重減少などが疲労をもたらす)。

化学的治療に伴う副作用:
風邪引き症状と似ている、熱、寒気、筋肉痛、頭痛、不快感、認知機能の低下(明晰に考える力が衰える)など。
貧血に伴う疲労感:骨髄機能との関連 Hb,赤血球,白血球,血小板など
栄養に伴う疲労感:
癌の成長によるエネルギー消費、下痢、腸の機能障害、食事量低下
心理的要因:
疲労感を訴える40-60%の患者は、がんそのものからではなく、不安と抑うつから訴える。
睡眠:
夜間の睡眠障害、日中の過度の睡眠、日中活動量低下は、fatigueと関連。
日中は不活発で夜中起きている人(私のことだ!)は、high level of cancer related fatigue を訴えるとのこと。

つまり、体力維持・体重低下予防を考えるには、全体的な身体状況を把握しておくことが大事だ。
各種血液検査のデータ、体重変化、日々の活動量、睡眠、食事摂取と栄養状態(血中タンパク、アルブミンなど)、排尿・排泄のパタンなど。
化学療法に伴う副作用、がんの進行状態など。

貧血があれば、まずは医師に相談して治療にあたること。 (続く)

posted by 萩 at 19:29| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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