最近になって、辺見庸が、脳出血で右半身麻痺になり入退院を繰り返し、それから2年もしないうちに結腸癌で昨年12月、東京・信濃町の病院で手術したことを知った。
遺書ともいえる、その彼の本が毎日新聞社よりこの3月に出版された。
先日、朝日新聞に載った彼の記事は、静謐さと力強さに満ちて、今の時代を厳しく分析していた。早く読みたいと思いながら、ようやく今日、その本を入手した。タイトルを、「自分自身への審問」という。

電車の中やちょっとした空き時間に、斜め読みしただけだが、「審問」という言葉に表されているように、徹底した自己への問いかけだ。今はただ、何もせず、夜を徹してでもこの本を読みたい。
それにしても、2004年3月に倒れてからのこの2年間は、すさまじい生活だったことが分かる。あの強靭な精神の持ち主が、自死をも考えたほどなのだ。
左手でキイボードを打ちながら文章を紡いでいるのだから、よもや自死はないだろうが、がんなどに屈せず生き続けてほしい。
本の感想は、いつになったら書けるか分からないが、彼の病から受けた衝撃だけでも、ここに残しておきたかった。


父が黄疸になり2月21日に病院へ入院しました。病名は膵頭部がん+後腹膜のう胞との診断されました。入院時Bil=27、本日は12でした。ドレナ−ジ施行し、血管造影の結果ステージUでOPE可能と言われました。しかし外科医からはBilが5以下にならなければOPEできないとのこと。
よくわからないのですがどうして5以下なんでしょうか?思うように低下せず腫瘍の拡大を心配しています。助言をお願いします。
お父様のこと、ご心配なことと思います。
術前に私が読んだ医学書にも、「血清総ビリルビン値が10mg/dl以下、できれば5mg以下になってから膵切除を行う」と書いてありました。どうして、そうなのかは私には分かりません。
私も、なかなかビリルビン値が下がらず、やきもきしたものです。
私の主治医は、必ず5mg以下にならなければ手術ができないわけではない、と言っていました。
今度、担当の医師にお会いしたときに、率直に、ビリルビンの値がどの程度までなら、手術が可能になるのか、お聞きになってはいかがでしょうか。また、こうして待っている間にも腫瘍が拡大するのではないか不安であることも、お話になってはいかがですか。いつぐらいになれば、手術予定日を決められるのかも。先生は、それなりに、答えてくれることと思います。
私は、気になることは、なんでも質問するようにしていました。最初は、なかなか大変なのですけれども・・・(かえって質問が思い浮かばなくて)。でも、そうやって医師との関係を築いていくことが大切だとも思っています。
患者心理としては、手術予定日が決まると、それなりに覚悟もできて、少し、安心するのですよね。